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シャモニージュネーブ




Report by Mayuhirara (Sep,2006)


パリから帰ってきた私を待っていたのは次の旅の計画だった。
すっかり遊び仲間となったSとクラスメイトのYちゃんと 一週間後にまた100ポンド旅行に出ることとなっていた。
(飛行機代と宿泊費が100ポンド以内の2泊3日の旅行のこと)

その週末にはリーズまでロックフェスに行くことになっており 私はクタクタに疲れていたので計画は2人にお任せしておいた。
Yちゃんは北欧あたりに行きたがっていたので調べてみて、 スウェーデンやフィンランドをチェックしたけど夏季はハイシーズンなのでやはり高 い。

いろいろ調べていくうちに2つの候補が決まったらしく 「シャモニ」か「デンマーク」に絞られた。
みんなでSのフラットで計画を練っていたのだが 私はついウトウトと昼寝をしてしまった。

「行き先が決まったよ!」の声で起こされた。 「何処?」寝起きの声で答える私。
「シャモニ!ハイジが住んでそうなとこだよ!」

シャモニージュネーブ滞在1日目

シャモニはフランスにあるのだが、パリからはかなり遠く、何度も乗換えがあるため一度、飛行機でジュネーブまで行き、そこからバスで移動することになった。

私達は前日の夜、ビクトリア駅に集合し、そこからシャトルバスでルートン空港へ。

空港で朝方まで仮眠をして、その後簡単な朝食を摂った。
朝7時の飛行機に乗って、ジュネーブに朝9時到着。
10時過ぎにはシャモニ行きのバスに乗り込み、お昼前にシャモニに無事到着。

シャモニに近づくにつれ、迫り来るような山々は夏の日差しが反射して輝き 緑と花にあふれた街はこじんまりとしていて愛らしい。。。

「おぉ〜!これはまさにハイジが住んでそうな世界!」 私の頭の中はハイジのテーマ曲が流れていた。

シャモニは標高1035mの所にあるため、風は冷たいのに、直射日光がきつく暑い。
そしてちょっと坂道を歩いただけで息切れ。乾燥しているので喉が渇く。

バスターミナルから今回の宿「Auberge le Manoir」まで歩く。
山小屋風の民宿で、ここも芝生と花に囲まれていた。
私達が泊まった2階の角部屋からは目の前に雪に覆われたモンブランが見える。

荷物を整理して、とりあえずお昼でも食べようかということで街に繰り出した。
私は何故かどうしてもマクドナルドが食べたくて(普段は食べないのに)テイクア ウェイした。
SとYちゃんは街角の小さなパン屋さんでデニッシュなどを買い込んでいた。
とても美味しかったらしい。。。

食べながらロープウェイ乗り場まで行き、AIGUILLE DU MIDI(3842m)に登る。
往復料金が35ユーロ。結構高い!
このロープウェイで働いてる男性は男前ばかりだった。コッソリ写真も撮ってしまっ た。

頂上に着くとそこは360度の大パノラマ!
展望台の切り立った岩肌にこまごま見えるのは蟻の列ではなく人間である。
そして雪に覆われたモンブランが手が届きそうなくらい近くに見える。
美しい山々をカメラに収めること難しく、晴れてもすぐ雲に隠れてしまったりで、 山の天気は変わりやすいという言葉を実感した。

シャモニの街は気温25度ぐらいだったけど、山の気温は10度以下。
厚手のパーカーを持参し着たけど、足元からかなり寒い。
しかも標高が高いので、自分が写ってる写真は顔色が悪く、唇は紫がかっていた。
下山途中、カフェレストランで熱い熱いコーヒーを飲む。凍った体が溶けていくよう な感じ。

今まで体験したことのない自然の美しさを嬉しく思いながら街に戻った。

1日目の夜、あらかじめガイドブックで調べておいたお奨めのお店に夕ご飯を食べに
行った。
店内はかなり混んでいて、人気店だということが一目瞭然!
でも席は空いていたので、私たち3人は案内された席でメニューを見ながら待ってい た。
注文するものも決まったのだけど、ウェイターさんを呼んでもなかなか来ない。
待てど暮らせど来ない。でも彼は私達のことは見て気付いていたはずだ。
だって「今行くから」とか「ちょっと待ってて」と態度で見せていたからだ。
それから数十分は待っただろうか。
これ以上待っても無駄だと私たちは判断して、席を立った途端、彼は言ったのだ。

「待てないのならマクドナルドへ行け!」と。

私達は彼の態度に、サービス業とは思えない、とても失礼な言葉に憤慨して店を出 た。
(マクドナルドにも失礼だと思うわ)

そこから少し歩いて、こじんまりとしたお店を見つけてそこで夕食。
シャモニの土地らしくチーズフォンデュやエスカルゴを注文。
エスカルゴは初めて食べたけど、ニンニクバターとハーブが効いていて 見た目はちょっとだけど、かなり美味しい。
残ったソースをフランスパンに吸わせて食べるのも美味しい。
チーズフォンデュは後にジュネーブでも食べたけど
シャモニで食べたものの方が格段に美味しかった。
(このことはまた後ほど)