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スペイン

Report by Ayako (Feb,2006)

朝起きると、その日は旅立ちの日だった。
長かったボランティア活動を切り上げ、みんなにさよならを告げるのが 少し寂しかったけど、今日の夕方にはバルセロナかあと思うと、 少し楽しみだった。

背中には重い荷物、横には旅を一緒にする相方を連れて、リバプール空港に向 かった。行き先はバルセロナ。

飛行機で三時間ほどで到着する距離である。二ヶ月くらい前から申し込んでいた ので、二人で33£でチケットを購入することができた。 さすがライアンエア

チェックインで、まさか引っかかるとは思っていなかった。

相方は二年前にボランティアビザを取得し、活動していた。つまりそのビザの 有効期限が2004.5月〜2005.5月。

有効期限が切れているのに、なぜあなたはここにいるのか と受付のお姉さんは 聞いてくる。

相方は必死に、2005.5月前に一度帰国・滞在し、今回観光目的できたのだ といっているのだが信じてもらえない。

ちゃんと日本帰国のはんこも押してある。しかし、どうやらビザが切れたまま 働いているものと思い込んでいる様子。

イミグレーションのスタッフも加わり、大規模に話し合っている。

こちらはこちらで、不安だった。
国のお決まりごとに反したことはしていないはずであるが、むこうサイドが 「NO」といえば飛行機に乗れないし、旅行は全部台無しになる。

お姉さんがこちらに向かって歩いてくる。そして相方に 「あんたは今年イギリスで働いていないんだよね?」
「働いていません。」 そう答えると、にっこり笑い、チェックインのはんこを押してくれた。

審査の厳しさ、というか、いいかげん(しっかりたしかめない?)な国だなあ と、改めて感じた。

チェックインに一時間半かかるとは、思っても見なかった。

バルセロナに行く人は、予想以上にたくさんいた。
きっと、イギリスの雲に覆われたそらを抜け出して、陽気なスペインに 逃げたいのだろうとおもった。

機内サービスは有料しかもとても高いということを知っていたので、 自家製サンドイッチをほおばっておなかを満たした。

そしていつの間にか睡眠・・・

目が覚めると、スペインだった。
到着した時間は6:30、もうすでに暗くなっていた。
雲ひとつない青い空。ふわぁっとしたあったかい空気。 ひげの濃い従業員さんたち。

ここは、スペインだ と実感した。

ジローナ空港からバルセロナまでは、バスで1時間半ほど。
空港バスに乗り込み、相方と「おなかすいたねー」っていいながら ビスケットをつまんで気づく、飲食禁止の張り紙。

おっとココはスペイン、イギリスとは違うんだわ。。。 

文化の違いをいきなり気づいてしまった私たちだった。

私たちは、宿をまだ決めていなかった。
某旅行案内本の宿紹介コーナーを見て、イクツカピックアップ。

バス停から一番近く、かつ一番安い宿を訪ねることに。 
たどりつくと、○○(ココからバスで30分)のところに移転しました と張り出し。
日本語で。さすが、このガイドブック10年前の情報なだけあるわ。

結局、中心のほうへ向かってぶらぶら歩いていって探すことに。

見つけたのは、細い路地にYOUTH HOSTEL というポスターが かかっているところに決めた。
一泊15ユーロ(シーツ代別途2.50ユーロ)でドミトリーだ。

壁には「館内利用に当たっての諸注意」と、日本語。
ここは、日本人の方が経営しているYHらしい。
設備も、日本人が携わっているだけあって(?)きれいだった。

部屋にはかぎ着きロッカー、朝食込み、冷蔵庫とシンク使用OK.シャワー トイレ男女別。

設備、地理的に全く問題なかったので、いいところだと思う。
部屋は6人部屋で入室当時は私たち二人だけだった。

夜も遅かったので、荷物を整理し、シャワーを浴びに行った。
シャワー室は男女別れており、当然私たちは女の方にいったのであるが、 相方はドア越しに私にこうささやく。

「ココ女用やけど、男がいるー!」
「あ、自分は女ですけど。」 と返答したのは、相方が男と思った女の子。

ちょっと体格ががっしりしていて、ショートカット、日本語が分かる日本人 だった。

相方は、日本人ではない、アジア系の男の子だと思っていたらしい。
相方は、その女の子が宿を後にするまで、ずっと肩身狭そうにしていた。

朝起きる。

朝食が付いているらしいので、どんなものか拝見することに。

ドライフルーツやナッツが混ざっているシリアル。

砂糖いっぱいかかっていてあまーい!!! 

しかも牛乳はペットボトルみたいなのに入っていたのも衝撃だし、 へんに甘いのもびっくりだった。

あとは、味の無いラスクみたいなの。味付け、砂糖もかかっていなくって、 本当にラスクみたい。そばにおいてあるバターやジャムをつけて食べよ、 といわんとばかりの並べよう。

後コーヒー。イギリスから来たので、朝にコーヒーはなんか久しぶりの ような気がした。

私たちが昨日夜遅くまで起きて計画していたのは、カサカルベ・・カサバト リョ・・アントニタピエス美術館・・カサミラを見、歩いてカサビセンスを。

カサカサ・・・てなんやねん、とお思いだろうが、カサはスペイン語で家 である。その名のとおり、ガウディが手がけた家という建物なのである。

カサカルベ。。。’カサツルベ’と発言し、「つるべかい!笑」と爆笑して
いた私たちとは打って変わって、周りの観光客たちは熱心に写真を取っていた。

一階はレストランになっており、きっと高いんだろうなあ。と思い、素通り。

カサバトリョは入場料がいるが、学割がきき、13ユーロくらい。窓ガラスが
色の付いた綿あめみたいでかわいかった。日本語のハンドフォンがあるみたい。

私たちが入ったときは’ニホンゴ ナイヨー’と英語で言われたが、 騙されました!!えーん
カサミラは、鉛筆が空をつき刺しているようなモニュメントがよい。

屋上からサグラダ・ファミリアが見え、無駄に写真をとっていた私たち。。。

なぜかとても興奮していた。